プローブに内蔵されたCCDカメラと曲面ミラーにより孔壁360度展開画像を取得でき、磁気方位センサーで常にプローブの姿勢と向きを記録、画像として捉えた不連続面の走向・傾斜を画像記録により算出することができます。
孔内水の有無に関係なく測定が可能で、孔壁が軟弱で崩壊の恐れがある場合には、あらかじめ透明なアクリル管を挿入しておくことで測定が可能となります。
測定で得られた画像から岩盤の状況を観察し、確認できる不連続面全てを状態別に分類するとともに、不連続面の走向・傾斜を求める。ステレオネット法等により不連続面全体の走向・傾斜を求め、またその分布状況をグラフに表します。
利用シーン
- 孔内観察
調査対象物
- 橋梁
- 法面
- トンネル
- 導水路