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耐震調査

耐震調査 常時微動とされる振動は、地震時におけるその地盤の揺れ方とある程度の共通点を持っており、常時微動測定の結果から地震時の地盤の揺れ方を推定することができます。
地表計と地中計(ボーリング孔内)で同時に微動観測を行うことにより耐震・免震等の設計において重要な資料を作成することが出来ます。

 通常時、地上のいたるところで微小な振動が観測されます。この振動の成因は遠方からの交通振動や、工場・工事などによる人工的な振動、潮汐・火山活動などによる自然振動が、地盤中を複雑に重なりあいながら伝播して生じたものとされ、一般に微動と呼ばれております。この微動は取り扱われる周期範囲や存在場所によって、常時微動、長周期微動、火山性微動・地熱微動等に区分されますが、土木地質分野においては常時微動が多く利用されております。

 常時微動は伝播する過程において、その地盤特性を励起した固有の性質を有しているとされ、地盤の震動特性を検討する重要な資料として利用されております。


耐震調査 すなわち、微動の卓越周期は地震動特性と調和的であることが知られており、微動観測によって得られた観測波形をスペクトル分析によって、調査地の表層地盤の卓越周期や増幅特性を推定することが可能となり、PS検層や密度検層とともに耐震設計資料としての地震工学分野への適用が図られております。

耐震調査における主な調査手法

PS検層
PS検層 作業風景ボーリング孔を用いて波動の地盤伝搬速度を求める調査手法です。波動にはP波とS波があり孔内受振器それぞれ観測します。

調査方法としてダウンホール法とサスペンション法があり、目的に応じて測定方法を選定します。


PS検層について


常時微動測定

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常時微動とされる振動は、地震時におけるその地盤の揺れ方とある程度の共通点を持っており、常時微動測定の結果から地震時の地盤の揺れ方を推定することができます。

地表計と地中計(ボーリング孔内)で同時に微動観測を行うことにより耐震・免震等の設計において重要な資料を作成することが出来ます。
捉える周期範囲に合わせて、複数種類の微動計(換振器)が存在し、上下1成分と水平直交2成分を持ちます。

常時微動測定について
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